フロスと糸ようじと歯間ブラシどれがいいの?違いは?正しい使い分け

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 2

歯ブラシでは絶対に磨けない部分があります!

それが歯間部!

ですからどれだけ歯ブラシをしっかりしても歯面全体の約60〜70%しか磨けないと言われています。

つまり、100%磨くには歯間部を磨かなければなりません。

そして、歯間部を清掃するのに必要なのがフロス、糸ようじ、歯間ブラシといった清掃用具です。

フロス、糸ようじ、歯間ブラシの違い

まず、それぞれどんなものかを知らなければ適切に使えませんので簡単に説明します!

左からフロス、糸ようじ、歯間ブラシです。我が家にあるものなので製品会社によって形は変わります。

フロス

細かい繊維が束になって作られた糸。ワックスで束ねられているものやミントワックスで少し爽快感のあるものなど種類があります。

唾液なのの水分に触れると繊維が広がって食べカスやプラーク(歯垢)を絡めとります。

左右の人差し指に巻きつけて歯と歯の間に通して歯面に沿わせるように前後させて清掃します。

慣れないと難しい操作ですが、慣れれば自由度が高く、比較的どんな場所でも清掃できます。

糸は切れにくいのでコスパもいいです。

また手先の加減で、歯面に沿わせることができるので2本の歯面をより綺麗に清掃できますし、歯茎の中にも入れられるので歯肉炎予防にもなります(図1)

図1

糸ようじ

プラスチックの肢にフロスより細い糸がピンと張られた清掃用具。

歯と歯の間に入れ込みフロスと同じように使います。

肢がある分手が汚れず簡単ですが、奥歯などの狭い場所が清掃しにくい。

使い捨てでフロスに比べ切れやすいのでコストは少々フロスよりかかるかな?

またフロスは歯間に入れた後、歯間に入れたまま引き抜くこともできますが糸ようじはまた引き上げて取らないといけないので稀に詰め物が取れます。

歯間ブラシ

フロス、糸ようじとは少し用途が異なります。

フロスと糸ようじは歯の上から入れますが、歯間ブラシは横から歯間部に差し込みます。汚れを押し出すような感じ。

ブリッジ(図2)の隙間や歯茎が下がって歯と歯の間の隙間が広がっている方におすすめです。

(図2)

歯科衛生士オススメの使い分け

フロス、糸ようじ、歯間ブラシの使い分けはその人の歯の状態によって違います。

健康的な歯茎でブリッジなどの詰め物もない人

フロスか糸ようじをおすすめします。

フロスが使いづらくなければフロスの方がおすすめです。

たまに歯ブラシで血が出る!ということになってもフロスを歯茎と歯の間に入れて歯茎の中のお掃除もできて歯肉炎予防にもなりますし。

歯ブラシをした後に全ての歯間部に通してください。

歯面に沿わせるように意識して、1歯間部に2つの歯面がある(図1の①、②のように)のでそれぞれの歯面に沿わせてください。

歯茎は健康的だが、ブリッジや詰め物が多い

フロスと歯間ブラシがおすすめです。

前述したように糸ようじだと引き抜くとき詰め物が取れてしまうことがあるのでフロスをおすすめします!

またブリッジは歯間部がくっついた詰め物で糸が通らないので歯間ブラシを通してください。

どちらも歯ブラシで綺麗にした後に使うといいです。

汚れた状態で歯間部を清掃すると歯面に付いている汚れを取り込んでしまう可能性もありますので。

歯周病や老化によって歯茎が下がり歯間が大きく隙間になっている

基本的に歯間ブラシがおすすめです。

隙間の大きさによって歯間ブラシのサイズが変わるので(S〜LLLまであります)かかり付けの歯医者さんか、ご自身で引っ掛かりがないくらいスッと入るブラシのサイズを探して使いましょう。

オーバーサイズを使うとかえって歯間部を広げる原因になりますのでご注意を。

歯間部によってサイズが違う場合は使い分けるか、使い分けが大変な時は小さい部分はフロスか糸ようじで清掃すると良いです。

まとめ

日本では歯間部のお掃除はまだまだ浸透していないように思います。

そもそも小学校などの歯磨き指導でも基本歯ブラシしか教えないですよね?

でも海外では子供でもフロスは当たり前です。

難しいように思うからこそ、子供の時からの習慣付けが大切なように思います。

私自身、歯科衛生士になるまで糸ようじは家になかったしw

でも歯間にものが詰まってつま楊枝を使うことはありますよね?

爪楊枝ではなく、フロスや糸ようじをご自宅に置いて見てください!あれば使うものです。

少しづつ歯間部の掃除が当たり前になるような生活に変われば、まだまだ高い日本虫歯罹患率は大きく変わるでしょう。

スポンサーリンク


スポンサーリンク
スポンサーリンク




にほんブログ村!ポチッとお願いします!
ブログランキング!ポチッとお願いします!
fc2ブログ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク




コメント

  1. レナ より:

    歯間ケア~!大事ですよね
    何か食べると歯と歯の間に必ず何かがはさまるお年頃になってしまった…
    でも、はさまりやすい場所は、10代か20代の頃からはさまりやすかったような気がしてます。
    あのころフロスを知ってたら…( = =) トオイメ目 歯ブラシで必死にかき出そうとしてましたよ。で、面倒くさくなってあきらめて、その状態に慣れちゃって、大人になってみごとに歯間虫歯です

    私は最初糸ようじでやってたんですけど、詰め物が飛んで(◎_◎;)、横から抜き取れるフロス練習するようにしました。
    歯間が狭いので(せまくてもはさまるんですよね~)、ワックス付きの細いやつ。
    歯間ブラシは、まだ怖いので使ってません。不器用なので、つまようじも歯茎に刺さりそうでコワイ

    質問です~
    歯ブラシとフロスって、どちらが先の方が効果的とか順番ありますか?
    私は、一応
    ①歯と歯茎の境目に歯ブラシを斜め45度で当てて小刻みにブラッシング⇒②フロスで歯と歯の間をお掃除⇒③ハミガキ粉ちょっとだけつけた歯ブラシを歯に90度で当てて歯全体を軽くブラッシング
    ってやってます。
    歯ブラシ2回してることになるんですけど、疲れたり遅くなったりしたら1回にまとめてます

    私がオーラルケア初めて意識したのは、県外で学生生活したとき、同級生が歯の定期健診に当たり前のように通ってて、歯磨きにも力入れてたのを知ったのがきっかけです。
    その時は真似しなかったけど(後悔…)、印象はあとあとまで残ってて、今こうしてオーラルケア頑張ってるのは友達のおかげだと思います。
    環境って大事ですよね~。
    てんつまさんのご家庭なら、お口の健康はバッチリですね!そこから、少しでも青森の子どもたちにも輪が広がっていきますように✨

    • tenn2ma より:

      歯間ケアもとても丁寧にされてるんですね!
      素晴らしい〜
      我が家は歯科衛生士がいてもそんな特別なことはないですよ汗w
      子供の歯は自分より大切にしたいとは思っていますが。
      ご質問ありがとうございます!!
      効果的なのは、歯ブラシの後だと思いますので、レナさんの今のやり方で十分だと思います!
      歯ブラシの前にフロスをすると、まだ汚れがたくさん残っているので逆に汚れを歯間に巻き込んだりする原因になります!
      また、歯磨剤(歯磨き粉)の粒子は歯間部や歯肉の隙間に入り込むことがあるんですが、歯ブラシの後フロスをすることで
      その粒子も除去できます!
      粒子も歯茎にとっては異物なので入り込んだままだと歯肉炎の原因になったりします!
      なので粒子が入っていない歯磨き粉を勧めることが多いですが、ステインを気にされている方は少しは粒子入りのものを好みますからね。。

      周りの方の意識も大切だと思うと、一人でも多くの方にフロスや糸ようじを愛用してほしいです〜

  2. あびっこ より:

    初めまして。
    福岡で治療家として働きながらアビスパ福岡を応援しています
    あびっこといいます。

    お尋ねしたいのですが、
    10年程前に治療して金属の詰め物をしていたのですが
    最近、他の部位が気になって近所の違う歯科医に通院しているのですが、
    レントゲンを撮った結果、上記の治療済みの歯が悪くなっているということで
    治療を行いました。

    治療が大方済んで、後は型を採って詰めるだけなのですが、
    その詰め物にセラミックを勧められました。

    自費で¥70,000ほどかかります。
    一応、メリット、デメリットを聞きましたが、
    いまいち良さがわかりません。

    金額に見合うメリットがあるのか、教えていただけたらと思い
    コメントさせていただきました。

    ちなみに、そに歯科医は親切で、丁寧に説明もして下さいましたが、
    他の意見も参考にしたいと思いまして。

    宜しくお願いします。

    • tenn2ma より:

      初めまして!コメント質問ありがとうございます!

      セラミックのメリットとしては
      ・審美的(見た目)に綺麗
      ・金属と違い錆びない(錆による着色は起きません)
      ・虫歯になった時透けて比較的早期発見ができる
      ・セラミックは汚れがつきにくい材質です
      デメリットとしては
      ・金属よりも耐久性にかける!つまりかける可能性があります。オールセラミックであれば白い詰め物の中では硬い材質ではあります。
      ・保険が効かないので高い

      歯科医院での説明と同じようなことかもしれませんが。
      私としては、保険の詰め物でも自費の白いものでもしっかり歯磨きをして、フロスをしてメンテナンスすれば同じくらいもつと考えています。
      自費のものは価格にそれだけの価値があるというよりは、保険外なのでそのくらいの価格になっているだけです。
      白い詰め物は歯に良いというよりは審美的要素が大きいので、金属で気にならなければ保険のものでも良いかと思います。
      また、歯と耐久性を考えるのであればゴールド(金)が歯に親和性が良く、馴染みますし錆びないです。こちらも自費ですが。

      今通っている歯科医院は自費を押しているところなんでしょうか。
      自費診療は歯科医院が価格を設定できるので、利益を尊重する上で勧めるところも正直ありますし、純粋に審美に重きを置く考えの先生なら
      勧めてくると思います。
      ただ、もともと入っていたのは金属の詰め物であったなら今まで気にならなかったということですし、保険の金属のものでも良いかと思います。
      奥歯でしょうから、笑った時に見えないんであれば金属でも良いとは思います。
      ただ、少し気になるんであれば白くする機会ではあります。
      今後気になった場合、詰め物を新しくする時に虫歯でなくても少しは歯を削ってしまうので白くしたい気持ちがあるのであれば検討しても良いかもしれません。
      自費だから必ずしも歯に良いというわけではありません。歯科では審美的な部分で自費になることが多いので審美に重きを置かないんであれば価値はそこまで
      ないかなぁと思います。
      あと違いとしては、自費と保険では型取りの行程が違います。自費では自費の精密に取れる材料を使用して型取りになるので、形としては保険より精密なものができてくるかもしれません。

      他の歯にも金属の詰め物があるんであれば1つ金属の詰め物が減るくらいなので、あまり劇的には変化ないかもしれませんが。
      メンテナンスが良ければ保険のものでも何年も持つし、悪ければ自費のものでも1年持たないこともありますので、歯科医院が勧めてきても、ご自身に合ったものを選んだほうがいいと思います!

      長くなりましたが、参考になれば幸いです。
      ブログを読んでくださりありがとうございます!

  3. あびっこ より:

    詳しいご説明ありがとうございます。

    今回治療したところは下顎の奥から2番目の歯なので、金属でも目立たないので金属にしようと思います。以前も金属でしたし。

    • tenn2ma より:

      読んで頂きありがとうございます!!
      ブログ読ませて頂きました!
      これからもよろしくお願いします!
      また質問やリクエストがあれば是非コメントください〜

      無事治療が終わりますように